外壁塗装の色選びに欠かせない「色見本」とは、使用する塗料の色をサンプルとして確認できるものです。色見本にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。今回は、色見本の種類とその特徴について詳しくご紹介します。
【色見本カタログ】
国内の塗料メーカーは、製品ごとに色見本付きのカタログを提供しています。このカタログには、実際の塗料を使用して作成された色見本が付いており、実際に塗装した際の色を確認することができます。カタログに掲載されている色は、実際に塗料として使用できる色のみが記載されているため、選択の幅が広がります。また、時間の経過とともに色が退色することもあり、色見本として使用できる期間が限られている点にも注意が必要です。
【日本塗料工業会の色見本帳】
一般社団法人日本塗料工業会が発行する色見本帳は、「日塗工」や「色見本帳」として知られています。この色見本帳は、塗料用としてほぼすべてのカラーを網羅しており、個人でも購入が可能です。ただし、掲載されている色がすべての塗料で使用できるわけではありません。
【実際の塗料を塗った色見本】
「塗り板見本」とも呼ばれるこの色見本は、選んだ色を最終的に確認するために使用されます。色見本帳やカラーシミュレーションは小さいため、光の加減や周囲の環境によって実際の色がどのように見えるかをイメージしづらいことがあります。しかし、A4サイズの塗り板見本を使用すれば、実際に外壁に当てて確認することで、光の影響や立地条件に応じた正確な色合いを把握しやすくなります。日陰や日向で確認することで、適切な明るさや色味を判断できるのも大きな利点です。
【カラーシミュレーション】
自宅の写真を元にしたカラーシミュレーションは、外壁色を大きく変更したり、ツートンカラーにしたりする際に非常に便利です。シミュレーションを行うことで、施工後のイメージを具体的に掴むことができ、色選びの失敗を防ぐことができます。インターネット上でも簡単にシミュレーションを行えるため、既に工事業者が決まっている場合でも、気軽に試してみることをおすすめします。
〇まとめ
色見本にはさまざまな種類があります。それぞれをうまく活用することで、外壁塗装の色選びがよりスムーズに行えます。自分の理想の外壁色を見つけるために、これらの色見本を積極的に活用してみてください。
ペイントホームズ福島店では、福島市,伊達市,二本松市,伊達郡の外壁塗装や屋根塗装、防水工事を行っています。塗装に関して何か気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
