モルタル外壁のひび割れの原因について

日本の住宅において、モルタル外壁は一般的な外壁材料です。その理由は、耐火性や耐久性に優れていること、サイディング壁に見られる継ぎ目がないため劣化が少ないこと、職人の手作業で仕上げられるためデザイン性や自由度が高いことが挙げられます。

しかし、モルタル外壁には大きなデメリットもあります。それは、ひび割れが生じやすいことです。モルタルにひび割れが生じる主な原因を次にご紹介します。

 

乾燥:

モルタルが乾燥硬化する際の収縮により微細なひび割れが生じることがあります。乾燥による収縮は避けられない現象であり、特に施工直後や気温の変化が激しい時期に顕著に現れます。

 

経年劣化:

外部からの紫外線や雨などの影響により、モルタル外壁は経年劣化します。外壁塗装の施工後、時間が経過すると塗膜が劣化し、防水機能が低下します。防水機能が低下すると、外壁が水分を吸収して膨張し、その後の乾燥によって収縮することでひび割れが生じます。

 

地震などの揺れ:

自然災害や建物の振動などによって、モルタル外壁が受ける歪みが大きすぎると、ひび割れが発生することがあります。

 

寒暖差:

気温の寒暖差が大きい場所では、モルタル外壁が膨張したり収縮したりすることでひび割れが生じることがあります。特に極端な気温変化がある地域では、注意が必要です。

 

通常の気候では問題のない程度の膨張や収縮は起こりますが、極端な状況下ではモルタル外壁がそれに対応できずにひび割れが生じることがあります。したがって、定期的なメンテナンスや適切な施工管理が必要です。

 

 

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